越後与板打刃物職人祭 その三

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大量のコークスやハンマー等普段は見ることの出来ない水野さんの工房内。

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1200度まで上昇する炉にコークスが投入され、いよいよ鍛造開始です。

今回使用するのは極軟鉄。贅沢にも水野さんの後ろに陣取り、目に焼き付けます。

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極軟鉄を炉で加熱し、ハンマーで生成している場面。

ハンマーの音が響き渡ります。

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接合剤を付けた青紙を乗せ、鍛接に移ります。

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再度コークスを投入し、温度を調節します。

ハンマーで形を整え、徐々に徐々に鉋刃に近づいてきます。

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そして今回出来上がった鉋刃!!

参加者全員でじゃんけんをし、見事getしました。

通常は、焼きならし・焼きなまし・焼き入れ・焼き戻し・グラインダーでの生成・研ぎ等を

何度も何度も実施し、仕上げていきます。

今回は時間の都合上、参加者が何人も訪れる為、おおまかな流れのご紹介という事です。

写真の提供や質問等、お忙しい時間帯にも関わらず快く対応して頂き水野さんに大変感謝しております。

「越後与板打刃物職人祭」に参加し、日本の伝統文化や職人の技術を肌で感じ、見るだけにとどまらず、

微力ながら発信する手伝いが出来れば幸いです。