越後与板打刃物職人祭 その二

会場では水野さんを囲む人が多く、中々お話をする機会がありませんでしたが、

工房に一番初めに到着し、色々と拝見させて頂きました。

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昔鉄橋で使用されていたリベットの跡が残る錬鉄(地金)。

一つ一つデザインが異なる「穴明鉋」としても使用され、鉋刃に適した柔らかさを備え持つと云われております。

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写真では一部しかお伝え出来ませんが錬鉄の他にも極軟鉄が

ところせましと配置してあり、水野さんが鉋に息を吹き込む前の貴重な保管場です。

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お気づきの方もいらっしゃると思いますが、鍛接前の「知足」・「倭心」です。

地金との接合を良くする為、接合剤が含まれております。

鉋や寸八の「家光」も上記の地金を使用しております。

http://www.kanna-ya.net/okanna/okanna001.html