うづくり
うづくり(かるかや、ツグ、馬毛)仕上げは、桐や杉の針葉樹の、夏目を削って、冬目を浮き上がらせて、木目を美しく見せるだけでなく部材の表面を引き締め、化粧材としての仕上げに最適です。うづくりは、木理出し作業の意味でもあり、刈萱(かるかや)根を束ねたものと、ツグ、馬毛を束ねたものがあります。いずれも油脂分がありより艶の出る木理だしができます。 ※看板の参考画像は「うずくり 馬毛」を使用した筆文字です。趣のある文字となります。
![うづくり 刈萱(かるかや)荒目 25 006](https://i0.wp.com/www.kanna-ya.net/wp2/wp-content/uploads/2020/11/006.jpg?resize=642%2C642&ssl=1)
うづくりが減ってきたら!次の方法を繰り返し使用してください。
![うづくり 刈萱(かるかや)荒目 26 007](https://i0.wp.com/www.kanna-ya.net/wp2/wp-content/uploads/2020/11/007.jpg?resize=642%2C642&ssl=1)
a.帯状に巻いてあるひもの先端1巻きはずします。
![うづくり 刈萱(かるかや)荒目 27 008](https://i0.wp.com/www.kanna-ya.net/wp2/wp-content/uploads/2020/11/008.jpg?resize=642%2C642&ssl=1)
b.減り具合によりひもをはずすのは1巻き、作業により2巻きはずします。
![うづくり 刈萱(かるかや)荒目 28 009](https://i0.wp.com/www.kanna-ya.net/wp2/wp-content/uploads/2020/11/009.jpg?resize=642%2C642&ssl=1)
c.中心のひもは出来るだけ強く引き込み締めます。ゆるいと研磨すずらくなります。
![うづくり 刈萱(かるかや)荒目 29 010](https://i0.wp.com/www.kanna-ya.net/wp2/wp-content/uploads/2020/11/010.jpg?resize=642%2C642&ssl=1)
d.引き込んだひもはカットせずに中心に巻き縛り締めをすると持ち易くもなります。