金四郎作 毛引き
一度使ったら使いのよさがはっきりと解る「金四郎作 毛引き」。鎌毛引きは一種の筋毛引きで、これは鉄製の棹(さお)の先端を折り曲げて毛引き刃にし、作り棹はさらに木製の引樋型の棹溝の中に仕込まれるようになっています。毛引き刃の距離を調整するには、定規板の上部に取り付けた止めネジによって棹を固定します。鎌毛引き(2丁引き)はホゾ毛引きとして、二線を同時に毛引きすることもできます。
毛引きは、墨付け作業において小口及び木端を基準に平行な線を繰り返し引くことができるので、ホゾの墨付けやホゾ穴の墨付けに多く使用されています。
■人気の「金四郎」印。小鉋の名工栗山昇作さんは、ご高齢のためもう注文は欲しくないと申されるのを、無理してお願いして製作して戴いておりますので、お答えできない場合もございます予めご了承下さい。