小鉋 際立ち鉋(台直し鉋)裏金なし
小鉋 際立ち鉋(台直し鉋)裏金なし
刃幅:36mm~48mm 際立ち鉋(キワタチカンナ)は、主に鉋台の下端調整の使う鉋で、鉋台を横削りする一枚鉋で、仕込み勾配は90~92度ぐらいの立ち刃仕込みです。45度以上の仕込み勾配を立ち鉋と呼び鉋台の調整のほか、紫檀、黒檀などの堅木削りにもつかいます。台の下端の一方の角まで刃先を出した鉋です。裏金無しとは一枚鉋を言います。
※小鉋の1枚刃/裏金(裏刃)なしは、刃の調整で見事に削れます。
※仕込み調整は大鉋と違い微調整ですぐ使えます。
■小鉋のサイズ表示について:大鉋の場合、「寸四は60mm」「寸六は65mm」「寸八は70mm」になり元来鉋の削り幅で計ります。小鉋の場合は「寸六は48mm」「寸八は54mm」になり、小鉋の場合は刃の幅が表示サイズです。
鋭い削りで定評の「包春印(かねはる)」小鉋
包春印の小鉋は、歴史が長く多くの人達に愛用され「切れる、削れる」との定評の良い小鉋です。理由!鉋刃に使用しています鋼は大鉋に持ちる日立金属製「安来鋼青紙2号の鍛造鋼」ゆえです!